飲食店の店長の日常

日々のお仕事を通じて感じた事を書かせてもらってます

魚屋の大将

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皆様今日もお疲れさまです。

今日は約1ヵ月ぶりに

取引先の魚屋さんに顔を出しに行きました。

 

店に入り、声をかけると

大将は私の顔を見るなり、

おーまいど元気してたー?

と店の奥から威勢よく出てきてくれました。

 

前から元気な人だったんですが、

まあ今日も元気な事www

思わず引いちゃう位でした。

 

緊急事態宣言が解除されたら

すぐ店を再開する旨を伝え、

お決まりではありますが

 

「最近どう?やっぱり厳しい?」

 

と大将に聞きました。

 

「そりゃ~厳しいよ~」

 

と答えが返ってくるのが解っていても、

思わず聞きたくなっちゃいます。

不思議なものですよね。

 

すると、大将は

「そりゃ~厳しいよ~」

 

と予想通り返してきました。

ですが大将は私がやっぱりな~

と相槌を打つ前に話を続けだしました。

 

「でもね。3月.4月に比べたら全然良いよ。

配達も少しずつ増えてるし、今日から空ける店もある。

緊急事態宣言も解除される日が近そうだし、

もう少しの辛抱やね」

 

と、とびきりの笑顔で返してくれました。

 

思わず顔がほころびました。

 

「そうだね。頑張るわ。ありがとう」

 

そう返事をし、私は笑顔で店を後にしました。

 

前向きで素晴らしい大将。

きっと私以外の人も笑顔で帰路につくのでしょう。

 

電話で大将に連絡しても良かったのに、

わざわざ会いに行ったのは

きっとこの笑顔が見たくてなんだろうと思いました。

 

大将を見習って少しでもミンナに笑顔を届けれるよう

前向きになって貰えるよう明日も再開に向けて頑張ります。

 

それでは皆様、今日もありがとうございました。

 

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